スタディーツアーへのご案内
元ACEF会長/ 元東京女子大学学長
隅谷三喜男

 みなさんは、バングラデシュという国をどのようにイメージしておられるでしょうか。アジアのことを勉強すると、世界の最貧国のひとつということを知ります。さらに毎年の洪水と栄養失調の子どもを思い浮かべるのではないでしょうか。確かにそうです。しかし、スタディーツアーに参加し、帰国した学生は、異口同音にバングラデシュの美しさ、人々の、特に子どもたちの心の暖かさを讃えます。第1回ACEFスタディーツアーは、1991年8月に始まり、すでに20回を超えていますが、幸いなことに一度の事故もなく、1人の脱落もなく、参加者のほとんどの方々が、もう一度行きたいと熱望するほどです。

  ACEFスタディーツアーの特徴は、学生が中心ですが、様々な年令層も加わり、朝夕の礼拝、そして子どもたちなどと遊び、夕礼拝の後でシェアリング(その日にあった事を共に話し合う)をすることです。日本における日常生活では、立ち止まってじっくりと「人生の意味や目的」を先輩の方々を交えて語り合う事など稀ですが、激動のバングラデシュにあって、静かに聖書からの語りかけに耳を傾けながら、語り合い、祈り合いつつ、自らの生き方に思いを馳せる毎日です。本当にすばらしい事です。  このスタディーツアーの中から、大学院、外国留学を経てアジア研究者になった方、JICAなど国際協力機関で働いている方など、多くの人材が生み出されています。また、この国を訪れた幼稚園、小学校、中高、大学の先生方は、「教育の原点」を見たと言い、多くの方々が、「日本での生活はこれでいいのか」と問いかけられたと言います。

 みなさん、アジアでの"生"を体験し、21世紀での私たちの生き方をもう一度考えてみませんか。 ぜひ、スタディーツアーにご参加ください。

スタディーツアー参加者募集要項は
こちらをご覧下さい


ACEF(アジアキリスト教教育基金)は

バングラデシュのキリスト教NGOであるBDP(Basic Development Partners)と共に、バングラデシュの基礎教育のために共働しています。

 上記のように、このスタディーツアーは、 はっきりとした目的を持ってアジアから「学ぶ」ためのものであり、単なる体験や観光ではありません。これを通して私たちの「生き方」や「将来の進路」を真剣に考えていこうとしているのです。バングラデシュの大地、人々との出会いを通して、神からの語りかけを聴き、共に祈ることによって、自らのあり方を問おうとしているのです。

BDP(Basic Development Partners)は

 学校に行けず、田や畑で働いたり、街で物売りをしている子どもたちが、働きながら通える寺子屋学校を開き、一人でも多くの子どもたちに教育の機会を与えたいと願っています。
                              (創立者:Dr.マラカール、責任者:Albert Malakar)

BDPの活動

                      @寺子屋幼稚園
                      A寺子屋小学校
                      B卒業生に奨学金
                      C職業訓練学校
                      D 保健衛生教育
                      E文化活動(音楽・舞踊等)
参考資料

ぜひ読んで、バングラデシュへの興味をもってご参加ください。

「もっと知りたいバングラデシュ」臼田雅之他編 弘文堂 \2,800
「知っておきたいインド・南アジア」歴史教育者協議会 青木書房 \2,800
「「南」からの国際協力」渡辺龍也 岩波ブックレット \400
「イスラム教入門」中村廣治郎 岩波新書 \640
「被抑圧者の教育学」パウロ・フレイレ 亜紀書房 \1,900
「バングラデシュ」旅行人 \1,500
「バングラデシュを知るための60章」大橋正明、村山真弓 明石書店 \2,000
ビデオ「輝く瞳は希望の光」アジアキリスト教教育基金 \5,000
ビデオ「花のような学校」アジアキリスト教教育基金 \5,000

その他、インターネットでたくさんの情報が検索できます。

村での
健康管理について

Q. 村ではどんなところに宿泊するのですか?
A. 村には宿泊施設はありませんので、BDPのオフィスに全員で泊まります。床に布     団を敷いて一人ずつの蚊帳を張りその中で寝ます。

Q. 食事はどうするのですか?
A. 専属の料理人を雇い、衛生面における指導は徹底して行っています。毎食、スパイ スの配合が微妙に違うカレーに、参加者からは「おいしい!」の連発です。

Q. 水はだいじょうぶですか?
A. BDPでの飲み水はすべて煮沸したものを用意しています。学校訪問や村での家庭 訪問で出された水は飲まないようにと、注意しています。

Q. 病気になったらどういう対応ができますか?
A. BDPの創立者Dr.マラカール(女医)のアドバイスに従って、ダッカ(首都) の病院で十分な治療が受けられます。
農村においては、
プーバイル地区・・・すぐ近くにコロンタラ病院があります。
カティラ地区・・・・病院に宿泊するのですが、診療は月に1回。近くのゴンノディの町まで行けば病院はありますし、医者に来てもらうこともできます。
ジャマルプール地区・ジャマルプールの町に病院があります。
ネトロコナ地区・・・車でマイメンシン市まで(約1時間)出れば大きな病院があります。
ボクシガンジ地区・車でマイメンシン市まで(約3時間)出れば大きな病院があります。

  何れの地区においても、ACEFのスタディーツアー開始以来現在までの14年間で、大きな病気にかかった人はいません。

 第1回ACEFスタディーツアーが、1991年夏にスタートしてから毎年夏と冬に行われ、今まで25回の実績で延べ466名の参加者がありました。  幸い、今までのツアーで大きな病気も事故もなく、全員元気に帰国しています。高校生以上で年令の上限はありませんが、体力が要りますので健康に自信のある方に限ります。

 夏のツアー(8月)は雨期に当たり、高温多湿、冬のツアー(2月3月)は乾期に当たり、2月は気候がよく3月から夏になります。

これまでの
参加者
データ

参加者数
参加者の構成
男女比